森林ノ牛乳。そのまるくて太っちょのビンのフタを開けてみると...表面がクリームの厚い膜でおおわれている!!こんなの初めて、という方も多いでしょうね。しかも牛乳の色もまっ白でない。わずかに草色がかった生成の白...。
秘密じゃないヒミツのお話その1。森林ノ牧場の牛たちは、ほんとうに森林のなかで365日24時間、完全放牧されているんです。ですから自分たちで、そこかしこに生えているいろんな野生の草や木の葉を食べています。生乳の色が純白じゃないのも、このためです。春夏秋冬、びみょーに色も味も違っている。これって、とても自然ですよね。
乳牛たちは全員、乳脂肪分の高い母乳をだすジャージー種です。その生乳100%を、低温殺菌(63℃で30分)してビンに詰めますので、たいせつなタンパク質やカルシウムなどの栄養成分は壊れません。生乳ほんらいのフレッシュな風味が味わえる「ノンホモジナイズ」でつくっています。ノンホモジナイズは、ヨーロッパの酪農国ではフツーのことで、特別に秘密というほどではありませんが、日本ではちょっとないこと。表面にクリームラインができるのも、ノンホモジナイズだからなんです。ヒミツのお話その2でした。
秘密じゃないヒミツのお話その3。山地の樹々のもと、ゆったりと暮らしている乳牛たち。牛舎に入るのは冬でも搾乳のときだけなんです。それ以外は、じつによく運動しています。こんな急な坂を、と思えるところも平気で、のぼりおり。お腹がすけば、野草を食べる。食欲は旺盛。いろんな天然の草を食べるせいでしょう、健康で元気です。そして基本的には自然交配、自然分娩で、丈夫な仔牛を産みます。もちろん仔牛たちは、お母さん牛たちのお乳を飲んで育ちます。わたしたちは、その母乳のおすそわけにあずかっているのですね。乳牛たちが健康で幸せな生き方をしているかどうか。これがおいしさの、いちばんのヒミツかも...。
ほかにはちょっとない、森林ノ牛乳。お話はこれでおしまい。では、森林の幸せな乳牛たちのことを想いうかべながら、ゆっくりとお飲みください。表面にできたクリームは、そのまま食べてもパンやクッキーにのせてもおいしいですよ。






