プリンスの弟のこと

どうも、プリンスのパパです。

2014年3月生まれのプリンス。目に入れても痛くないほどかわいかったプリンスも、もうすぐ4歳になります。

ヤギの寿命はだいたい犬と同じぐらいなので、人間の歳にすればもうアラサーといったところ。(まあ、本人には自分がヤギだという認識はないようですが…)

冬に備えて蓄えた脂肪を次の秋まで蓄え続け、さらにまた冬に備えて食べ続ける。そんなことを毎年繰り返した結果、今ではすっかり立派な中年太りのメタボ体型になってしまいました。「光陰矢の如し」「少年老いやすく学成り難し」とは、昔の人はよく言ったものですね。。。

そんなプリンスには、実は2歳の弟がいます。

 

種違いの異母兄弟。
2016年の1月に我が家に誕生しました。

プリンスお兄ちゃんが大好きで、二足歩行ができるようになってからというもの、何度プリンスお兄ちゃんに突き飛ばされようともめげずに追いかけまわしております。

そんなプリンスの弟、最近ようやく言葉を話すようになりました。なかなか喋るようにならなかったので、「5歳までろくに喋れなかったといわれるアインシュタインの再来じゃないか!」なんて、親バカぶりを存分に発揮していたのですが、どうやら思い過ごしだったようです。

最初は「ヤダ!」とか「いらない!」とか「政治が悪い!」とか否定的な言葉しか発さなかったのが、2歳を目前にしてついに『パパ』と言ったのですよ。しかも、『ママ』と言うよりも先に!

いつもはシニカルを売りにしているパパも、このときばかりは溢れんばかりの涙をこらえてガッツポーズをしたものです。しかし、いいときは長くは続かないものですね。。

それからすぐに『ママ』も言うようになり、今ではすっかり『ママ』『ママ』『ママ』。たまに言ったと思うと、「パパ、いなーい」ですよ。パパが目の前にいても「パパ、いなーい」。パパと2人っきりのときでも「パパ、いなーい」。

ああ、男親の存在意義ってなんでしょうか?傷の舐め合いをしようと放牧地に出向いてみても、いるのはメス牛ばかり。「男なんて必要ないのよ」とばかりに、悠々と青草を食んでいるのであります。

「おい、息子よ。お前も男なんだから、そのうち同じ悲哀を味わうことになるぞ。」と耳元で囁いてみても、YouTubeに夢中のご様子でまったく心に響いていないようです。

『因果応報』

今度、この言葉を教え込もうと思います。

 

牧場ライブカメラ

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